MENU
やまぞえ絆リレー2020
ブログカテゴリー
プロフィール背景画像
やんばいのぉ山添村
ええ天気やなぁ山添村
『やんばいのぉ』とは、山添弁で『いい天気だね』という意味です。
『やんばいのぉ山添村』は、関西弁では『ええ天気やなぁ山添村』になります!
『やまぞえ絆リレー2020』2021年5月9日に延期となりました。

明治30年代の注射器・注射針 オールドクリニックの収蔵品㉓

目次

Old medical syringe & needles 明治時代の注射器 

An old set of syringe and needles for clinical practice, subcutaneous or intramuscular injection.
Circa 1890s
Country of origin, Unknown Japanese?
Syringe 10cm length from the metal tip to metal ring handle.
Note; Hope any information about the thin platinum wire accompanied with the needle!

古い注射器と注射針のセット。
皮下注射・筋肉注射用であろう。
1890年代のもの。
日本製?外国製?
注射器、約10㎝(先端からリング形のハンドルまで)
外筒は、ガラスと金属(おそらく銀)で出来ている。
ご存知ではありませんか? 針に附属した細い針金(おそらく白金)の使い道!

オールドクリニックの注射器 「注射器の歴史は、近代医療の歴史」

野村医院旧診療所博物館オールドクリニックに収蔵するこの注射器は、おそらく明治30年の開院時から備えられているものと考えられます。

1844年に、アイルランドの医師F. Ryndが注射器で薬剤を患者さんに投与したのが始まりだと言われています。
それ以前から、注射器の原型は医療の中で少しずつ利用されていたようですが、彼が中空の「針」を発明したことが大きいです。当初は、円筒形の筒(シリンジ)も可動式の押子(プランジャ)も金属製でしたが、だんだんとシリンジがガラスで作られるようになっていきました。
そして、当時は、さほど大きな注射器はなかったようです。作るのが技術的に困難だったのではないかと考えられます。
もちろん使い捨てではありませんでした。消毒・滅菌して、何度も使いました。
今では信じられないことですが、針も同様です。

ですので、当館の注射器は、その発展途上にあるものですね。シリンジの一部がガラスで出来ていますから。

この針金は何?  情報をお待ちしております。

上に掲げた写真で気になるのは、針の先から伸びた細い針金です。
おそらく、白金ではないかと思います。
これは、いったい何のためにあるのでしょうか?

現在、私は、注射針の中で血液や薬品が固まって詰まってしまった場合、これで中を通すための道具?かと考えているのですが、確証はありません。
しかし、それでは、注射針の先端に付いている説明が出来ません。。。
どなたか、ご存知の方がありましたら、教えて下さい。

日本で最初に注射器で投与されたお薬は、何?

日本では、江戸時代末期に、出島に来た医師が我が国で最初に注射をした人と「認定」されています。
さて、彼が注射したのは、いったい何だったのでしょうか?
その答えは、25番目の収蔵品ブログに!
お楽しみに。

♦♦♦

拙いブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今日は、ここまでです。
120年前の医療が、山添村で行われていた医療が、少しでも実感してもらえたら幸いです。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

野村 信介のアバター 野村 信介 山添村 野村医院長

60歳を過ぎて、山添村で野村医院を継承した開業医です。長年、三重県で勤務医をして過ごしましたが、年齢とともに、郷愁の念断ちがたくなり戻ってきました。
野村医院での診療の傍ら、村興しにも精を出しております。若い頃にはなかなか気づかなかった山添村の素晴らしさを、このサイトで皆さんに発信していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

目次
閉じる