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絆リレー祭2023
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【医史学会で特別講演】 医学資料の保存と地域活動 オールドクリニックのすべて/その七 

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2023年 日本医史学会関西支部 秋季学術集会にて講演

令和5年12月3日、京都教育文化センターにて開催された日本医史学会関西支部秋季学術集会にて、支部長猪飼祥夫先生のお誘いで、私は特別講演をさせていただきました。
題して「野村医院旧診療所(オールドクリニック)医学資料の保存と地域活動」。

医史学会で一度も発表したことがない私が、専門家たちの集う学術集会で話す無謀さに、発表の日が近づくにつれて、自ら呆れ大変な重圧がのしかかりましたが、覚悟を決めて、準備しました。
専門ではないが、オールドクリニックを語れるものは私しかいないのですから、少しでも、祖先の遺した野村医院に興味を持ってもらおう!と開き直って話をすることにしました。
以下は、発表に使ったスライド原稿のまとめである。これをもとに、注釈をつけながら、講演を再現してみます。

発表用のスライド(PDF)です

下の「ダウンロード」アイコンをクリックして、ご利用ください。

医史学会関西支部に入会しました!

お気づきのように、今回の発表は、猪飼先生から提供された初代院長・千太郎の卒業から開業(明治27年~30年)頃の情報や、私が昨年(2022年)までにブログでまとめた内容の抜粋から構成されております。
つまり、「忙しい」と言い訳しながら、祖先の遺した建物や医学資料の整理をさぼっているのです。
(オールドクリニックのブログ更新は、実に一年ぶりなのだから、、、)
今回の発表のお誘いは、猪飼先生から、もっとまじめにやれという激励に他ならないことに気づきました!

ということで、猪飼先生の思惑通り、私は医史学会関西支部に入会を決意。
少なくとも年一回、この学術集会で、オールドクリニックの資料について発表することを目指します!

今回の学術集会のプログラムです

このブログをお読みになっている皆さんは(私も、昨日まではそうでしたが)、医史学会には馴染みないでしょうから、プログラムの一部を紹介しておきます。発表者の使命は、伏せることをお許しください。

演題のタイトルをご覧ください。聞きなれない馴染みがないけれど、実に興味深いものが並んでおります!
今回の集会も、実にフランクでした。
ぜひ、医史学会に、一緒に参加しませんか?

興味ある人は、下記のコメント欄から連絡してください。事務局に案内いたします。
ちなみに、年会費は8,000円です。
「医譚」という雑誌を購読できますし、バックナンバーをすべてPDFで受け取ることが可能となります。

当日の会場風景(京都教育文化センター301号室)

医史学会は、日本医学会分科会第一号です。

蛇足ですが、日本医学会には、百以上の分科会があります。
なんと、医史学は、その第一号、明治25年に創設された、もっとも歴史のある学術団体ということになります。
ちなみに、私の専門である内科学会は、17番目。腎臓学会は58番、透析学会はちょうど100番目です。
日本の医学の黎明期からして、最初に設立されたのが医学の歴史を研究する団体だっただなんて、素敵ですね!
どうですか? ますます、医史学が好きになってきませんでしたか?

今日はここまでです

ここまで読んでくださり(スライド原稿を見て下さり)ありがとうございます。
これから、スライド原稿に、すこしずつ注釈を付けていきますので、また、お寄りください。

一つ前のブログ記事は、これ!

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この記事を書いた人

野村 信介のアバター 野村 信介 山添村 野村医院長

60歳を過ぎて、山添村で野村医院を継承した開業医です。長年、三重県で勤務医をして過ごしましたが、年齢とともに、郷愁の念断ちがたくなり戻ってきました。
令和3年秋からは、村会議員にも選んでいただきました。野村医院での診療の傍ら、村興しにも精を出し、また、地域の問題に少しでも取り組んでいけるよう努めております。。
若い頃にはなかなか気づかなかった山添村の素晴らしさを、このサイトで皆さんに発信していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

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