10月27日 イベントの名称決定と告知の準備
やまぞえ絆リレー2020
私達が、イベントの名称を「やまぞえ絆リレー2020」に決定したのは、実は、二度の実行委員会も終えて10日以上経過した後だった。
前回のブログ(Vol.2)で、「大きな軌道修正」と表現したのは、実はこのことである。
9月28日の第一回実行委員会を開催した時から、「聖火」という言葉を使いたいと思っていた。なぜなら、私達のイベントは、「全国47都道府県を駆け巡るオリンピックの聖火リレーが日本中を元気にするように、私達も全村30大字を駆け巡って山添村を元気にしたい」という主旨で始まったからだ。出席者の誰もが、この言葉を使うことに、何のてらいもなかった。
しかし、「聖火」は、オリンピック・パラリンピックの知的財産の適正使用の観点からは不適切と指摘されたこと(後述)を受けて、実行委員のみんなと相談して、「聖火」という言葉を断念し、こちらのタイトルに決定した。
実行委員の一人N氏が提案した「絆」は、私達の気持ちを強くしてくれる漢字だった(東日本大震災をはじめとする震災が頻発した2011年の「今年の漢字」にも選ばれている)。
このタイトル案に、多くの人が賛意を示してくれ、良い名前が出来たと私は、喜んだ。
告知準備
名称がようやく決まったら、次は告知の準備に取り掛かった。
すでに実行委員会において、11月3日の「山添村ふれあい祭」において、このイベントを皆さんに告知することだけは決めていたから、ホームページ、ポスター、フライヤー、それに、当日の特性看板の作成に取り掛かった。大急ぎの展開。
ポスターとフライヤーは、「絆」を提案したN氏が、まだ具体的な内容が決まっていないから、まずは「こんなイベントやるよ!」という宣言だけのポスターとフライヤーを作ってくださった。
ホームページは、私が以前からアイデアを温めていた山添村観光サイト「やんばいのぉ山添村」内に、このサイトのメイン記事としてアップすることとした。
ブログを書いて下さることになっていた、ウメッシュさんやこせがれさんも、急遽記事を寄せてくださり、11月3日当日の午前1時に、なんとかスタートすることができた。NA氏が、全面的な協力を惜しまず、最後までホームページの制作を手伝ってくださった。
O氏とH女史が頑張って作ってくれた特製看板は、手作り感たっぷり。11月3日のふれあい祭で大活躍した。どんな看板なのか!?
次のブログのお楽しみ!
(参考)オリンピック・パラリンピック組織委員会の見解
10月25日、公益財団法人・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会マーケティング局ブランド管理部ブランド管理課という部署から届いたメールを、今後の参考になると考え、一部改変して掲載する。
私達のイベントは、「全国47都道府県を駆け巡るオリンピックの聖火リレーが日本中を元気にするように、私達も全村30大字を駆け巡って山添村を元気にしたい」という主旨で始まったものだから、「聖火」という言葉がイベントで使用できるかどうかを、問い合わせていたのだ。
それによると、
『オリンピック・パラリンピックのシンボル、大会エンブレム、大会マスコット、大会関連の文言等の知的財産の権利は法的に保護されており、「聖火リレー」という文言に関しましても、自由に使用していただくことはできないため、「聖火リレー」という言葉を使用して、聖火リレーを模したイベントを実施することは控えてもらいたい。
(一部改変)公益財団法人・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会マーケティング局ブランド管理部ブランド管理課
一方、「聖火リレー」という言葉を使用せずに、オリンピック・パラリンピックとは関連付けることなく、リレーを実施していただくことにつきましては、なにも問題ない。
オリンピック・パラリンピックの知的財産の適正使用についてご理解ご協力を賜りたい。』
ということであった。
以上。