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包帯巻き器 オールドクリニックの収蔵品⑦

2020 7/27
包帯巻き器 オールドクリニックの収蔵品⑦
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包帯は、使い捨てではなかった

A tool to wind washed bandages for reuse.
To understand what this is, you have to know that bandages used to be never disposable.
Country of origin Unknown, probably Japan
No any mark found
Age Unknown, but quite old, probably before WWII, over hundred years old?

これが何であるかを理解するためには、包帯はかつては使い捨てではなかった時代があることを知らなければならなりません。
そうです、これは、洗って乾かした包帯を、もう一度使いやすいように巻き取る道具です。
おそらく戦前から、いえ、きっと100年以上昔からのものでしょう。
日本製? 確証なし。

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洗濯した包帯を巻くのは、野村家の子供達の仕事だった

私の叔母や叔父達は、本家に彼岸などで集まると、あれやこれや昔話に花を咲かせる。
(もう「咲かせた」と過去形の方が相応しくなってきたが)
そんな時、オールドクリニックのブログをまとめたい私は、古い医院での彼らの父母との思い出(私には祖父母にあたる二代目院長)に話を、持ち込みたい。

二代目院長・清と妻・すずの間には、六男・一女があった。
ご近所さんからは、『野村の七福神』と褒めてもらっていたという。

一人娘の能子、ちょうど真ん中四番目の子供で、家のお手伝いもちゃんとしたという。
戦前の日本に、家の手伝いをしないような子供は存在したのだろうか?
実は、私の父・和男(三代目院長、清の次男)は、まったく家の手伝いをしない破天荒な輩だったと言われている。あの親爺なら、それもあり得る、、、いや、それでさえ、誇張された話のように思うくらい、戦後生まれの私達には、戦前の子供達はまるで異なった世界・社会に生きていた。

ともかく、能子叔母さんは、学校から帰ったら、庭に干してある包帯を物干し竿から取り入れて、翌日の診療で使いやすいように巻いて父親の診察室に持って行ったという。
市井の医家の子供の思い出話である。

そんな野村家の子供達の戦前・戦中の話を聞いていたものだから、この道具がオールドクリニックの倉庫から出てきた時は嬉しかった。
彼らをオールドクリニックにお連れして、もう一度触ってもらって、昔の話を聞きたいものだ。

昭和40年代においても、包帯は何度も使った。

私も怪我をしたら、父や母に傷の手当てをしてもらい、包帯を巻いてもらったことがある。
膝や指に巻いてもらった記憶がある。
その時、包帯は、明らかに中古だった。

それは、さっきまで自分の指に巻かれていた包帯であったり、棚から出されてきた使い古しの、まだ汚れやなにか薬剤の色が付いていたような包帯だったような気がする。
それは、昭和40年代の私の記憶である。

馬の肢巻を巻く器具ではありません。

蛇足(の中の蛇足)だが、
乗馬をしている人なら、一瞬頭をよぎったかもしれない。
肢巻(しまき)を巻く道具!?
世の中にそんなものはあるのだろうか?

野村家で大切に買われていた馬・春風は往診に行くとき、肢巻を装着したんだろうか?

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