ガラス製の搾乳機
Glass Breast Pumps
Height 11cm
Age unknown, but from the finding of deterioration of rubber part, it could be considered to be from Meiji or Taisho era.
Country of Origin unknown, no any marks can be found.
How eagerly they were continuing to use these devices. Note the several repairs with bandages. You can see in this museum that the medical practice which people much valued medical tools and devices that could not be compared to today.
In addition, the quality of rubber could be worse than today’s products.
ガラス製の搾乳機
高さ11㎝
明治から大正期のものか? ゴム・パーツの劣化の程度からかなり古い、戦前、あるいは大正、明治期のものと考えられます。
♣ゴムに空気漏れが生じてしまったために絆創膏を当てたり、包帯を巻いて何とか使おうとしている様子がみてとれます。物品が足りずに苦労している、だから、今の私達とは比較できないほど物を大切にしている当時の医療現場を、オールドクリニックの医療博物館で知ることが出来ます。
ゴムの質も当時は今より悪かったかもしれませんね。
内藤記念くすり博物館に類似の搾乳機
その構造から、搾乳機しか用途が考えられなかったものの、私はまったく使用した経験がなく、父母や祖父がこの器具を使っていたのを見た記憶もない。
そこで、ネット検索すると、内藤記念くすり博物館のサイトによく似たものが紹介されていた。
同博物館でも時代を特定できていないようであるが、英国製のものも紹介されているので、一度同館を訪問して、ガラスやゴム・パーツの質感などを観察して、私達オールドクリニックの搾乳機と比較したいものだ。