3月1日の毎日新聞奈良版のコラムの紹介
一昨日の3月1日、毎日新聞奈良版に、詩人・寮美千子さんが、
2月1日に引き続き、コラム「ならまち暮らし」で、山添分校を取り上げて下さいました。
「山添分校は、未来を創る」という見出しが目を引きます。
どういう意味でしょう!?
青春時代の4年間を、山添分校で過ごし成長する若人たち
去る2月19日の私の議会報告会で知り合った分校卒業生3人と保護者に、尞さんはインタビューしてくださったのです。
小学校・中学校で学校に馴染めなかった子供達が、
山添分校に来て、4年間でどんどん成長していく姿を、コラムに、活き活きと紹介してくださっています。
このままブログで紹介することは困難なので、
彼女の記事の一部を抜粋しながら、概要をお伝えします。
この記事にあるように、県内で、そして、伊賀・名張両市で、お子様のために、必至で高等学校を探していらっしゃる保護者の方があるにちがいないありません。
今からでも、けっして遅くないです。
ぜひ、山添分校を見つけ出してほしいものです。
家政科の学生は、羊の毛を紡ぐところから始め、4年間に、毛織物の作品を作り上げていく。
このことは、2月1日のコラムにも詳しく紹介されているので、併せてお読みください。
子供達に即したユニークな教育が、培われている。
学校になじめなかった子の最後の砦
ある教育者の言葉:
「分校は、学校になじめなかった子の最後の砦」
「山添村という単位だけではなく、定住自立圏として、」
「広い意味での人材育成の場」
まさにそうだと思います。
そして、不肖私の「未来の負担ではなく、未来への投資」という言葉まで紹介して下さっている。
これは、コラムの見出し「山添分校は、未来を創る」と呼応している。
詳しくは、毎日新聞の記事か寮さんのFacebook記事をお読みください。
今日はここまでです
寮さんによる二回目のコラムは、「村議会で廃校が提案されたために、帰って注目が集まり、その価値が再認識されている山添分校、、中略、、ぜひ残してほしい」という言葉で結ばれています。
1月にブログを書きだしただけの、俄仕込みの私ですが、
次第に、多くの人たちが、存続に向けて、真剣に議論して下さるようになってきました。
村長にも、それは届きつつあります。
今後もこのブログを通じて、最新の情報を紹介していきたいと思っていますので、
引き続き、ご参照ください。
ご意見は、下のコメントに、実名でお願いします。
コメント
コメント一覧 (2件)
「地域みらい留学」
西吉野農業も賀名生分校時代から取り組み 県外から多くの生徒が入学しています。
(全国では100校程が制度に登録しています)
「しまね留学」
以前より県独自に取り組み 小中学生の受け入れも行っています。
(担当の方は奈良からの
I ターン との事です)
「ユニークな高校」
YouTube 北海道UHBの町立日高高校 を特集したものも 山添分校の存廃を考える上で参考になるかも知れません。
どの学校も全国から集まる生徒を大切に受け入れ地域全体で守り育てています。
もしも分校存続なら全国公募も視野に入れては如何でしょうか。
山添村を 第2の故郷 と慕う生徒や家族との関係を繋ぐ事は大きな財産になると思います。
曽禰さん、コメントを頂戴していましたのに、返信もできないまま日が経過してしまいました。
無礼をお許しください。
貴重な情報を提供してくださり、ありがとうございます。
分校が本校化するならば、ここでしか学べないようなカリキュラムを用意していくことが理想だと思っています。
それは決して莫大なお金をかけた設備がなくても、可能です。
そういう教育が実現すれば、全国から生徒も集まってくれると期待できますね。
いま、存続をかけた検討委員会ができて、曽禰さんんが提案してくださったような学校を目指して意見をまとめつつあるようです。
今後も、山添村と分校に、興味をもって下さいませ。