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やまぞえ絆リレー2020
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やんばいのぉ山添村
ええ天気やなぁ山添村
『やんばいのぉ』とは、山添弁で『いい天気だね』という意味です。
『やんばいのぉ山添村』は、関西弁では『ええ天気やなぁ山添村』になります!
『やまぞえ絆リレー2020』新型コロナ収束まで無期限延期となりました。

シンポジウム;メガソーラーは、どれほど矛盾したものなのか?

コロナ禍において春の開催を断念していましたが、ついに7月4日、私達は、メガソーラーの矛盾を考えるシンポジウムを開催することが出来ました。
当ページでは、パネリストの発表~聴講者との質疑応答まで、二時間にわたるシンポジウムの一部始終をほぼノーカットの動画で紹介します。

聴講してくれた友人の言葉を引用したいと思います。
 『このシンポジウムに参加し、私たちの進むべき道が正しく、強くみんなで共有されたと思います』と。

目次

シンポジウム概要

今回のシンポジウムは、画期的な企画でした。

ひとつは、若い人たちや女性の参加者が増えたこと。
ふたつに、関係者も含めると200名近い参加者があったこと。
そして、三つめは、内容です!

パネリストの顔ぶれをご覧ください。
環境問題の住民運動を全面的にサポートしている弁護士の佐藤真理(まさみち)氏と武田恵世氏(環境省希少動植物保全推進員)に加え、地元山添村の向井秀充氏(馬尻山のメガソーラーに反対する会共同代表)、そして、近隣で大きな問題になっているメガソーラーの住民運動の代表者である多田恵一氏(平群町)、橋本洋一氏(南山城村)の面々が集ったのです。
メガソーラーで悩む各地域の住民が、ついに手を取り合って連携して情報を交換し反対活動をすることになります。
そんな記念すべき一日となったと考えています。

また、この前日、静岡県熱海市で、メガソーラーとの関連も取りざたされる大規模な土石流が悲劇的な被害が生じました。
私達は、犠牲者になった方がのご冥福を祈りながら、会を開くことになったのです。

パネリストのご紹介

動画① 開会挨拶と馬尻山の現状 by 共同代表・向井秀充氏

向井共同代表の挨拶全文紹介

この挨拶は、二年間の経緯と最近の動向を簡潔にまとめおり、参考になること大!

(読み原稿として準備されたママですので、文体などは統一されておりません。また、上記動画の言葉遣いとは異なる部分もありますことを、予めご了解ください)

本日は、平群町のメガソーラー事業に対する住民訴訟の弁護士をされております 佐藤弁護士。何時も私達の活動に ご指導を頂いております武田先生、そして、平群町の反対運動の代表者であられます多田様と、お隣の南山城村から橋本代表様をお迎えいたしまして、充実した実り多いシンポジウムとして行きたい。

「馬尻山におけるメガソーラー開発」につきましては、事業計画が明らかになってからちょうど2年が経過を致しました。
多くの地元住民は、

1.公共水道水源のへの悪影響 

2、広範囲の森林伐採による災害へのリスクの高まり 

3、豊かな自然環境の消失を危惧して、一貫して馬尻山のメガソーラー反対を訴えてきた。

●この間、村内外の皆様から、約1500人余りの 反対署名を頂き、村長にお渡をして、反対の意思を訴えて参りました。

反対署名は、現在も継続をしておりまして、目標を山添人口と同数と定め、頑張っております。(帰りの出口で署名書を準備)

●山添村議会におきましても、「地域住民の合意が得られないメガソーラー開発は反対である」との全会一致の反対結議を採択されている。

●マスコミの皆さんを始め、県議会議員の皆様など、沢山の皆様から、ご支援を頂き、本当に素人集団であります、反対の会が、少しずつでは在りますが、仲間を増やし、組織の充実を図ってまいりました。

●今年5月からは、山添村全域の住民を対象にした運動の拡大を目的に、女性を中心とした「森は命」の会を組織発足。

女性やお年寄り そして、子供達にも分かりやすい情報の発信に、取り組んでおります。

(本日出口にチラシを展示しています、見てもらいますようお願いする) 

さて、馬尻山メガソーラー反対運動の現状で御座いますが、

《経過報告》

  • 計画地域全体が地元、春日・大西区の公共水道の水源地の指定地となっております。

我々は、山添村に対し、山添村水道水源保護条例に基づく、水源保護を強く主張し、条例の執行を、求めて参りました。

昨年6月そして、今年に入り2月と3月に水源保護審議会が行われました。

結果、審議委の圧倒的多数有で、メガソーラー計画は、水道水源を汚濁すると言う、結審も出されました。

しかし、村当局は、管理者が認めた審議会では無いと反論、審議は不十分とし審議の継続と、結審の受け入れ拒否をしております。

この事につきましては、今後村に対し、粘り強く結審を受け入れるよう、交渉して行く方針。        

この様な村の、条例を守らない村の姿勢に、我々反対住民は、行政に対する不信感を募らせ、憤りを感じているところ。

  • 次に、事業者の状況でありますが、今年に入り事業者は、反対運動の地元で

ある、春日集落内の、空き店舗を確保、事務所を開設し、周辺住民に対し、威圧的な動きを行っております。

「山添だより」と称する、ビラを定期的に全戸に配布、内容も時として過激となり、個人攻撃や地元反対運動への批判を繰り返している。 

私達は、反対運動への封じ込めを図っているものと感じております。

また、今年5月には、2年前に村や県に対し、提出されております事前協議書に、重大な虚偽と思われる事実が、明らかになってまいりました。

合同会社「山・添」の3社で作る会社の内、実質上の経営母体と説明のあった、大手会社のJFEプラントエンジ株式会社、そしてメンテナンスや販売などをつかさどるとしていた、AAA株式会社の2社が、合同会社を組む事も、また馬尻のメガソーラー事業に関わる事も知らない・承知していことが、調査で判明しました。

●同じく造成工事は、大成建設が行うと説明していましたが、これも我々が独自で会社に確認したところ、大成建設株式会社より「一切契約しておりません」との回答も得ました。

事業者は、大手企業の名を協力会社として、名乗る事により、役場や、住民から事業に対する、信任(信頼)を得ようと虚偽記載や説明を続けて来たものと思われます。

事業者は、「申請書への御記載」(間違って書いた)と言い訳をしていますが、その後における村役場からの説明資料や、事業者の住民説明会の資料にも同様の記載があり、住民は、残念な事に、この虚偽記載を信用して来ました。(2年間)事業者の、企業としてのコンプライアンスや、企業モラルに欠如した虚偽や行き過ぎた行動に対し、地元住民は、「許すわけには行い、事業も認められない」と反発を強めております。

とは言いましても、事業者は、理屈を並べ、村役場や、県に対し言い分を通して来ております。(私達は、この事だけに一喜一憂せず)

これからの私達に一番大切な事は、反対運動の本質であります、「馬尻山でのメガソーラー開発は絶対にさせない」事を確り各個人が認識し、地元住民の揺ぎ無い、団結を促す事、その為には、山添村全体、奈良県全体から 多くの賛同者を得る事が重要と判断しております。

本日来て頂いております、多くの仲間と、経験豊富な皆さんと共に、情報を共有し大きな力とすることが重要と判断いたします。

20年、50年先、そして将来に渡り、山添村宝であります、豊かな自然を、私達は、子や孫に確実に引き継いで行けますよう、今を生きる大人の責務として、メガソーラー建設を阻止する考えであります。

動画② 平群町・多田恵一氏、南山城村・橋本洋一氏からの現状報告

動画③ 武田恵世氏と佐藤真理氏の講演

動画④ 質疑応答、各パネリストのサマリー、閉会の挨拶 by 共同代表・中上博氏

最後に  決意と感謝

◆メガソーラーが抱える問題点、再生可能エネルギーの中で最も期待のかかるものでありながら、この10年間、あまりにも多くの問題(環境破壊、災害、住民の反対運動)を全国に巻き起こしています。
一旦、開発の許可が出されたら、それはとんでもないことが始まってしまうことを、平群と南山城村の人たちから教わりました。決して許可を出させてはいけません。
私達の目標が、しっかり明確に示されました。

◆そのうえ、行政に人に寄り添うような施作を期待することはできません。
それは、自分たちで勝ち取ることしかできないのだと、これも平群や南山城村の人たちから教わりました。

◆最後に、当シンポジウム開催にあたり、多くの人たちの御援助を賜りました。
機材を持参してくださった方々、この動画を撮影してくださった方々、会場設営や受付、駐車場案内などに奔走してくださった方々、パネリストの送迎をかってでてくださった方々、など本当にありがとうございました。
そして、寄付や署名を寄せて下さった参加者の方々に深謝申し上げる次第です。

◆翌日(7月5日)の奈良新聞の記事を紹介しておきます。



【シンポジウム概要】
  日時  令和3年7月4日(日曜日)午前9時00分~11時00分  (開場 午前8時半)

  会場  山添村ふれあいホール
      奈良県山辺郡山添村大西1367番地 山添村ふるさとセンター内

  参加費用 無料

  参加者 約200名(記帳者は約180名、ボランティアを含む関係者約20名)

  主催  馬尻山のメガソーラーに反対する会

 

もうひとつ最後に! ご支援を!

活動には資金が必要です。
皆様からの暖かい支援によって、私達は活動しております。
どうかご理解を賜り、馬尻山にメガソーラーを建設させずに、私達が愚かにも長年放置したことを反省し、実り多い山河にするために応援をよろしくお願い申し上げます。

シンポジウムに関連して、当日会場で配布した絵葉書を寄付してくださった方々に、お送りしております。
下記のサイトにアクセスしていただけましたら至福に存じ上げる次第です。

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