
やまぞえ絆リレー2020記念コンサート開催!
山添村民と、トーチリレーに参加したランナーと、イベントを支えたボランティアが、「絆」で繋がる催しとして 、イベントの最後にコンサートを企画しました。
三十のお宮さんを参拝し全村を駆け回った絆トーチが、村の内外から参加したランナーと共に、ふるさとセンターに戻ってきたあと、ふれあいホールでお祝いのコンサートを開催することにしました。
4年前の、あの劉 薇(リュウ・ウェイ)さんの「春のヴァイオリンコンサート」
2016年(平成28年)3月、”未だかつて満員になることがなかったふれあいホール”を満員にして、素晴らしい演奏を披露してくれた劉薇さんを覚えてくださっている人は多いと思います。その劉さんが、 ふたたび山添村に来て下さることになりました。
5月10日(日曜日)のやまぞえ絆リレー2020にちなんだコンサートで演奏してくださるのです。
劉さんの力強い演奏と温かい人柄は、やまぞえ絆リレー2020イベントのフィナーレを飾るに相応しいものとなると期待しています。

満員の客席にも注目!
劉 薇(リュウ・ウェイ)さんは、30年以上前に来日され、東京芸大に留学した中国出身のヴァイオリニスト。日本では数少ない音楽博士でもあります。彼女の奏でるヴァイオリンからは、熱いエネルギッシュな生きざまが音に乗って響き渡り、聴く人は誰もが胸を熱くします。
その音の源は、彼女の波乱の人生にあります(劉 薇さんのオフィシャルサイト、特に「おいたち」を参照ください)。

重い腎臓病を患っていた彼女は、音楽活動の傍ら、食養生をご自身で懸命に工夫し、徹底した闘病生活を送っていらっしゃいました。
当時、三重県で慢性腎臓病(CKD)対策活動をしていた私と知り合うことになりました。患者さんには「前向きに生きる、前向きに養生すること」「腎臓を休ませること」「人任せにしないこと」を伝え、医療者は積極的に患者さんの「養生を手伝う、支援する」ことが慢性腎臓病(CKD)対策の基本です。
そのような事情から、私は三重県の腎臓病患者さん達に劉さんの生きざまを知ってほしいと考え、「世界腎臓の日」にちなんだ2015年と2016年度の県民公開講座「あなたの腎臓を守る」において、彼女に演奏とスピーチを依頼したのでした。当時のことをご自身のオフィシャルの中で印象を語ってくださっています(Message from Liu Wei)。
あの時の山添村のふれあいホールにおけるコンサートは、2016年度三重県民公開講座の前日に山添村に立ち寄ってくださり、教育委員会や観光協会の協力のもとで実現したものだったのです。
野村医院を私が継承した2018年に彼女は推薦文を寄稿してくださいましたのも、このようなご縁があるからです。
今回のやまぞえ絆リレー2020におけるコンサート計画
詳しい時間帯は、まだ未定ですが、5月10日(日曜日)午後3時以降~夕刻の開催になります。
演奏曲目や入場料も、追って報告いたしますのでしばらくお待ちください。
劉さんは、昨年ご主人から腎臓の提供を受け東京女子医科大学で腎移植術を受け、今年1月に見事に音楽活動を再開されました。
5月には、さらにパワーアップされて、山添村で私達に素晴らしい音楽を披露してくださることになるでしょう。
♥先日、ゲスト出演してくださることが決まった元五輪マラソン選手の中山竹通さん(Vol.10)とともに、やまぞえ絆リレー2020がますます目の離せない大イベントになってきました!
どうかお楽しみに!